ミラドライとは?ワキガの「切らない治療法」について解説!

ワキガの臭いが気になっていても、体にメスを入れるのはやはり不安が大きいものです。もっとも効果が高いと言われる剪除法はダウンタイムが長く、長期のお休みが取れない人はトライしづらいのもデメリットです。そこで注目を集めているのが「切らないワキガ治療」。身体への負担が少なく、ダウンタイムが短いのが魅力の方法ですが、効果やデメリットが気になりますね。切らないワキガ治療の種類と特徴について見て行きましょう。

切らないワキガ治療の種類

切らないワキガ治療には、次のような種類があります。

  • ミラドライ
  • サーミドライ
  • ウルセラドライ
  • ビューホット
  • ペアドライ

FDA認可の治療法!ミラドライ

切らないワキガ治療の中ではもっとも多くのクリニックで行われている方法で、日本の厚生労働省にあたるFDAで多汗症の治療機器として認可を受けています。つまり、汗を減らす有効性が確認されているわけです。

ミラドライはマイクロウェーブと呼ばれる電磁波でアポクリン腺・エクリン腺を破壊するため、メスはもちろん器具の挿入も必要なく、傷跡が残らないのが最大の特徴です。電子レンジで加熱することをイメージするとわかりやすいでしょう。

施術は局所麻酔で行われ、手術時間は1時間程度です。ダウンタイムはほとんどありませんが、腫れやむくみが生じることがあります。

ミラドライは汗腺を100%破壊するものではなく、1回目で70%、2回目で90%程度の破壊率だと言われています。そのため、2回目の特別価格や保証プランを設けているクリニックもあります。

ミラドライを開発したMiramar Labs社は、ミラドライを脇専用としており、脇以外に使うことを認めていません。そのため、スソガやチチガ治療には使えないので注意が必要です。

また、ミラドライで毛根も一緒に破壊されるため、わき毛が減る可能性があります。男性はこの点についても、注意が必要です。

費用:30万円~

高周波で汗腺を破壊する「サーミドライ」

脇にカニューレと呼ばれる極細の管を挿入し、RFと呼ばれる高周波を照射することでアポクリン腺やエクリン腺を破壊する治療法です。カニューレの先端には温度センサーが搭載されており、温度を確認しながら施術を行えるため確実に汗腺を破壊することができ、安全性が高いのが特徴です。施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどありません。ワキガ以外に、スソガやチチガなどの治療も可能です。

ただし、サーミドライに使われるThermi社のサーミRFは、ワキガ治療よりも、美容クリニックで引き締めに使われているケースが多いようです。ワキガの臭いには、同じく高周波を使ったビューホットやミラドライの方がおすすめです。

費用:30万円~

川崎中央クリニックが開発!「ウルセラドライ」

川崎中央クリニックの南部院長が開発した方法で、皮膚の表面から超音波を照射し、アポクリン腺を破壊する治療法です。治療時間は40分程度と短く、傷跡もなく、ダウンタイムもほとんどありません。脇以外にもスソガ、チチガの治療も可能です。

ウルセラドライに使われる機器はFDAの認可を受けていますが、認められているのはリフトアップ効果であり、ワキガや多汗症への効果が認められているわけではありません。また、中央クリニック系列の医院でしか行われていないため、受けられるクリニックが少ないのもデメリットです。

費用:30万円~

高い満足率の「ビューホット」

極細の針を装着したカートリッジを皮膚の上からあて、高周波を照射することで汗腺を熱変性させる方法で、針の深さを調節することでアポクリン腺、エクリン腺の両方を狙い撃ちできるのが特徴です。ワキガだけでなく、スソガやチチガの治療も可能です。

傷跡も残らず、片脇15分ほどで施術が終わり、ダウンタイムもほとんどありません。日本で行われた臨床試験では、1回の治療で95%、2回の治療で98%が満足したと言う結果が出ています。

術後は針を刺した跡が点状に赤くなり、色素沈着がおさまるまでに数ヶ月かかることもあります。また、日本に導入されたのが2014年と歴史が浅く、実績がまだそれほど多くないのが実情です。

費用:30万円~

ウルセラドライとビューホットを併用!「ペアドライ」

ウルセラドライとビューホットを併用することで、アポクリン腺とエクリン腺の両方を効率的に破壊する方法で、2017年7月現在、川崎中央クリニックと札幌中央クリニックでしか受けることはできません。ウルセラドライ単独で30万円のところ、3万円プラスするだけでビューホットも受けられるのは、かなりお得感が高いですね。

ペアドライは汗・臭いの約70%が軽減できるとされ、効果に満足できない場合には2回目は5万円で治療を受けることができます。剪除法も5万円で受けられるので、万が一の場合も安心感があります。ミラドライやビューホットを2回受けるのに比べ、トータルコスを低く抑えることができるのもメリットです。

費用:33万円

結局、切らない治療法ってどうなの?

ワキガの臭いに対する効果が最も高いのは剪除法だと言われ、切らない治療については意見が分かれているのが実情です。アポクリン腺を摘出しない手術は重度のワキガには効果がないと言うドクターもいるようです。

また、切らない治療法は基本的に自由診療のため、費用が30万円以上と高額です。治療法で迷ったら、剪除法も含め複数の治療法を扱っているクリニックで相談してみるのもひとつの方法です。ワキガの臭いレベルや要望に合った方法のアドバイスを受けることができるでしょう。

逆に、カウンセリングで納得いく説明を受けられなかったら、他のクリニックでセカンドオピニオンを求めるべきです。高額の費用を払って不満足な結果で終わることの無いよう、ベストを尽くしたいですね。

コメントは受け付けていません。