ワキガになりやすい部位を解説!スソガ・チチガも

ワキガの臭いはアポクリン腺から出る汗がワキガ菌と呼ばれるコリネバクテリウムにより分解されることで発生します。ワキガ菌はアポクリン腺からの汗がないと生きていけないため、アポクリン腺の多いところがワキガになりやすい部位だと言うことができます。

アポクリン腺の多い部位

アポクリン腺は全身にあるエクリン腺と異なり、耳の周りやマンマリーラインなど、特定の場所に存在するのが特徴です。マンマリーラインとは脇の下、乳首から足の付け根にかけての部分で、哺乳類の乳腺が存在する場所を指します。アポクリン腺が多いのは

  • 外耳道
  • 脇の下
  • 乳輪周辺
  • へそ周り
  • 太ももの付け根
  • 外陰部
  • 肛門の周り

などで、第二次性徴で毛が生えて来る場所が多いのが特徴です。

部位によりスソガ、チチガなどと呼ばれることも

ワキガ同様、アポクリン汗が原因で臭う場合にも、臭う場所によって別の名称で呼ばれることもあります。外陰部が臭う場合は外陰部臭症と言い、スソガやすそわきがなどと呼ばれることもあります。乳輪周辺が臭う場合はチチガ、お尻が臭う場合はケツガなど、部位の名前で呼ばれることが多いようです。

ワキガの人はスソガの可能性も高い

アポクリン腺の数は遺伝によって決まるため、ワキガの人はスソガであることが多いです。男性と女性では女性の方がワキガ体質の人の割合が多く、チチガ、スソガは圧倒的に女性の方が多いと言われます。

アポクリン腺の活動はホルモンによって影響を受けるため、女性の場合、生理周期によって臭いがきつくなったり、妊娠・授乳中に一時的にチチガやスソガなどが強くなるケースもあります。閉経後は女性ホルモンの分泌が減るため、ワキガの臭いも少なくなります。

他の病気が原因で臭うことも

耳やデリケートゾーンが臭う場合には、ワキガやスソガではなく他の病気が原因の可能性があります。ワキガの場合でも耳の外まで臭いがすると言うケースはあまりありません。入浴時には耳介(じかい)や耳の裏などを良く洗い、綿棒などでしっかりと水気を拭き取ります。それでも臭うと言う場合には、外耳炎や中耳炎などの可能性もあります。早めに耳鼻科を受診するようにしましょう。

女性の外陰部が臭うと言う場合には、婦人科系疾患の可能性が考えられます。通気性のよい下着を選び、おりものシートを使う場合にもこまめに取り換えて清潔を保つようにします。それでも臭いが気になる場合には、婦人科の受診がおすすめです。

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